職種別の装備の選び方
現場の装備は、同じカテゴリでも職種によって優先すべき条件が変わり、 たとえば安全靴は設備配管なら耐滑性、解体なら踏み抜き防止が主役になります。
各ページに、その職種の装備一式の内訳と概算費用、確認すべき規格と「要らない規格」をまとめています。
職種から装備を選ぶ
10職種の装備の要点
土木・道路工事
土木・道路工事は屋外での長時間作業が中心で、夏場の炎天下と足場の悪い不整地への対応が装備選びの軸になります。
建築・大工
建築・大工は工具の持ち替えが多く、腰回りの装備と、釘を踏むリスクへの備えが装備選びの軸になります。
電気工事
電気工事は細い線材を扱う指先作業と、天井裏や分電盤まわりの暗所作業が多く、指先感覚と照明が装備選びの軸になります。
設備・配管
設備・配管は水と油を扱う環境での作業が多く、滑りにくさと手袋の耐久性が装備選びの軸になります。
解体
解体は粉じんと鋭利な廃材が同時に発生する作業で、呼吸用保護具と踏み抜き防止が装備選びの軸になります。
鳶・鉄骨
鳶・鉄骨は高所での移動が作業の中心で、墜落制止用器具と装備の軽さが装備選びの軸になります。
塗装
塗装は有機溶剤と塗料ミストを扱う作業で、呼吸用保護具と足元の滑りにくさが装備選びの軸になります。
製造・工場
製造・工場は屋内での立ち作業が長く、静電気対策と一日歩ける軽さが装備選びの軸になります。
物流・倉庫
物流・倉庫は歩行距離が長く、荷を持った状態での移動が多いため、軽さと滑りにくさが装備選びの軸になります。
農業
農業は炎天下での長時間作業と、泥・水・刃物を同時に扱う環境が装備選びの軸になります。
職種別でも、規格の見方は共通です
安全靴の等級は、JSAA A種がJIS T8101のS種、JSAA B種がL種に相当します。 職種が変われば優先順位は変わりますが、規格の読み方そのものは変わりません。
※参考:コーコス信岡|作業靴の選び方【JIS】【JSAA A種・B種】の違いとは?(2026-08-20参照)
作業用手袋の切創に対する強さは EN388:2016(ISO 23388)のレベル表示で示されます。 数値が高いほど生地は厚くなり、指先の感覚は失われやすくなります。
※参考:Ansell|EN388:2016 機械的危険から守る保護手袋 規格の改定(2026-08-20参照)
夏場の装備は空調服、規格の詳細は採点方法、 測定条件は測定プロトコルにまとめています。
※参考:作業用品専門店まもる君|空調服バッテリーを徹底比較(2026-08-20参照)
よくあるご質問
職種によって選ぶ装備は変わりますか?
変わります。同じ安全靴でも、設備配管なら耐滑性、解体なら踏み抜き防止、倉庫なら片足重量が主役になります。本サイトは職種ごとに優先すべき条件を分けて順位を出しています。
電気工事の装備は何を優先すればいいですか?
結線とビス作業が中心のため、作業用手袋は生地の薄いものが向きます。天井裏や分電盤まわりの暗所作業が多いので作業灯も要ります。脚立の昇降が多い場合は安全靴の片足重量が効きます。
解体の装備は何を優先すればいいですか?
粉じんの発生量が最も多い職種なので防じんマスクの区分確認が最優先です。釘やガラスを踏むため安全靴は踏み抜き防止板つき、廃材の切り口で切りやすいため手袋は耐切創を優先します。
土木・道路工事の装備は何を優先すればいいですか?
屋外で一日中作業するため、空調服は最大設定での稼働時間が効きます。不整地と重量物を扱うので安全靴は規格等級と踏み抜き防止を優先します。
職種別の装備は法令上の要件を満たしていますか?
本サイトは製品の相対比較を目的としており、法令上の適合を判断するものではありません。墜落制止用器具や呼吸用保護具など法令で要件が定められているものは、製造者と所轄の労働基準監督署にご確認ください。